注文住宅を購入した人はみんな満足している？知っていると役立つ注文住宅の雑学を紹介

注文住宅の雑学についてご紹介していますが、注文住宅は注文の名が付いているけれども完全なフルオーダー方式とある程度間取りやプランが決まっているセミオーダー方式の2種類があることをご存知でしょうか、セミオーダー方式はプランが決まっていて、必要な設備をオプションから選択するなどのやり方で行う家づくりです。特にハウスメーカーが建てる注文住宅はこのような方法で行われますが、工場で建材などを大量生産できるため価格を抑えた注文住宅の家を建てることが可能です。

自然素材の注文住宅はアレルギー物質が少ない

住宅の使用されている建材や、化学物質などが原因となり、アレルギー症状が引き起こされてしまうことをシックハウス症候群といいます。新築の住まいへ引っ越したことをきっかけに、くしゃみや体調不良などの症状があらわれるというものです。 自然素材を使用した注文住宅は、アレルギー物質が少ないため、シックハウス症候群になるリスクが低いといえます。アレルギーの症状は人により様々ですが、頭痛や喘息などが長く続き、強い不調を感じるケースも少なくありません。アレルギーの原因が住まいにある場合、根本的な解決が難しくなってしまいます。 注文住宅で家を建てるなら、デザイン性だけでなく様々な面に注目して、長く安心して暮らせる住まいを作りたいものです。自然素材を使う注文住宅なら、家の中の化学物質濃度を下げ、アレルギーのリスクを軽減することができます。建築に使用される建材の質にも注目して、長く健康に暮らせる快適な家を建てましょう。

物価高騰と注文住宅の値段は関係がある

理想的で自分に最も合った住まいを購入したいと希望しているなら、できるだけ要望を全て実現させてくれるような柔軟な対応を見せてくれる注文住宅を選ぶことが一番良い選択になります。 しかし、既に出来上がっている物件を購入するよりも、注文住宅にした方が値段が高くなってしまう可能性があるので十分に注意するようにしましょう。 また、注文住宅の値段に関しては、物価高騰によって大きく変動する場合があるので知っておくことが大切です。 物件の価値や土地自体の価値が高騰している場合、その影響を受けて注文住宅を依頼する際にかかる費用も当然跳ね上がってしまうことになるので、今どれくらいの物価高騰が起こっているのかを事前にしっかりと把握しておくことが重要になるでしょう。 交渉次第で多少安く抑えることは可能ですが、あまりにも高騰している時期に注文してしまうと高くなってしまうことが多いため、依頼するタイミングなどはよく考えてから行うことをおすすめします。

夫婦だけで住むなら注文住宅よりもマンションが便利

注文住宅の人気が上がっている理由として、家族のライフスタイルに合わせやすい間取りにできる点が挙げられます。しかし、夫婦だけで済む場合にはそこまでこだわる必要がなかったり広さを求めないためマンションの方が便利という声が多いです。 もちろん、夫婦で暮らす住宅を注文住宅で建てるケースもありますがマンションの方が駅から近かったり徒歩圏に色々な便利な施設などが合って夫婦で暮らすのにちょうど良いと選ばれるケースがあります。注文住宅は、子育て世帯などにはこだわりを詰め込めたりという側面が人気です。 夫婦だけで住む場合には、便利さを優先したい声があるのでそのような時にはマンションの方が便利ですし売却もしやすくなります。駅から近い物件は投資の対象になりやすいですし、ライフスタイルが変わる時に手放す時損をしにくいのもメリットです。住宅を購入するときには、家族の人数やライフスタイルに合ったものを買うのも一つの方法です。

注文住宅を買うと気軽に引越しできない

注文住宅は、夢のマイホームですのでこれからマイホームを持ちたいという方にとってあこがれの住まいといっても過言ではありません。自由度が高いですし、自分のこだわりを思いっきり詰め込むことが出来ます。しかし、注文住宅を気軽に購入してしまうと引越しが出来ないというデメリットがあることも覚えておくべきです。注文住宅というのはかなりの金額が必要になってきますので多くの方は３０年・３５年などの長期ローンを組みますので、ローンの返済が終わるまではその家に住み続ける必要があります。ほかにも注文住宅はこだわりを詰め込みすぎますのでいざ売ろうと思っても売れないという現実もありますが、例えば、スキップフロアーがたくさんあって遊び心が満載な家を建てた場合、自分たちは楽しいと思っていてもいざ売るとなるとあまりにもスキップフロアーが多いために、生活しにくく不便だと感じる方が多いことがあります。ですから購入の際にはよく考えるべきです。

注文住宅は予算を決めておかないと費用が膨れ上がる

非常に重要なことですが、注文住宅は事前にしっかりと予算を決めておかないと費用が天井知らずということに確実になります。
注文住宅では外観デザイン・内装・間取り・設備や機器など、およそ住宅に考えられる全ての要素についてオーナーの希望を出すことができるわけですが、言うまでもなく良いもの、レベルの高いものを得ようとするとそれだけ高いお金を払わなければなりません。
もし自分たちが多少のお金持ちで、少々のことならば問題なく理想を実現できると思っているとすれば考えを改める必要があって、この世の中というか資本主義の世界では、欲望とそれを満たそうとする商品やサービスは、ちょっとしたお金持ちくらいの人では想像もつかないくらいに上には上があるものだからです。
あれも欲しいこれも取り入れたいとなるとあっという間に膨れ上がりますし、相手も商売ですから可能な限りはこちらに費用を出させるに越したことはないと考えているのは間違いありません。

注文住宅に使える助成金は利用するべき

注文住宅は設計の自由度が高い反面、何かと費用が増加してしまう傾向があります。
そこで予算に余裕のない施主さんが、これから注文住宅を検討するのでれば、費用を低く抑える工夫が求められます。
例えば助成金を活用することもその1つです。
国や自治体では新築住宅の予定者に対して、補助金や減税など多種多様な優遇措置を実施しており、注文住宅の施主さんには強い味方になるはず。
例えば2023年度の国の補助金では、こどもエコすまい支援事業やZEH支援事業、さらにはLCCM住宅整備推進事業や地域型住宅グリーン化事業などが、注目されています。
特にこどもエコすまい支援事業では、18歳未満の子供がいる子育て世帯、どちらか一方が39歳以下である若者夫婦世帯を対象としており、ZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）住宅を新築するといった条件を満たすことで、1戸あたり100万円が支給されます。
自治体でも東京都の東京ゼロエミ住宅導入促進事業や、神戸市の老朽空家等解体補助制度、あるいは藤枝市の同居・子育て支援補助金など、環境型や子育て型といった幅広く多彩に、住まいの助成制度を実施しています。

注文住宅は自分に合った住宅ローン選びが大事

注文住宅を建てるのであれば、現在の状況と将来の見込みまでを含めて、ライフスタイルに合った住宅ローン選びをしておくことがきわめて大事です。
住宅ローンは長期間にわたって年収の何倍にもあたる大きな金額を借り入れる行為です。
借り入れの期間を長くすれば月々の返済額が少なくなることは事実ですが、そのいっぽうで利子を含めたトータルの金額は増えてしまうことになります。
したがって期間ができるだけ長ければよいというわけではなく、収入や家計の負担、さらには将来的な結婚や子育て、介護などのライフスタイル上の変化も見据えながら、慎重にシミュレーションすることが求められます。
また金利の負担のあり方によって、固定金利や変動金利などのいくつかの種類がありますので、注文住宅を建てるにあたり選択を間違えないことも大事です。
現在のような低金利の時代であれば、固定金利にして先々まで低い返済額を維持したほうが、トータルの金額が低く抑えられます。
しかし将来さらに低金利が見込まれる場合には、変動金利で逐次の見直しがあったほうが有利です。

注文住宅は最終的に納得できるかどうかが重要

注文住宅での家づくりでは様々な要望を出していって、その中から実現できそうな条件を残していく作業があります。
全ての要望を取り入れるのは金額的に難しくなるケースが多く、設計面から見てNGが出されることもあります。
専門家の意見を聞きながら決めることになりますが、せっかく注文住宅でつくるのですから、こだわりの強い部分は妥協せずに進めたいところです。
最終的に建て主が納得できるかがとても重要になりますので、外したくない条件があれば最初に伝えることをお勧めします。
条件がいくつもある状況でそれらを並列に考えると、打合せもスムーズに進められなくなり、誤った判断をする原因にもなります。
そのような事態を避けるためには、条件をあげたらそれらに優先順位をつけて、優先度の高いものから実現できないかを探ることが大切です。
そのままでは実現するのが難しい場合でも、専門家に相談することで少し形を変えて取り入れられる可能性もあります。

将来的に売却の予定があるのか一生住むのかハッキリさせると注文住宅作りは迷わない

注文住宅の考え方にもいろいろありますが、一つの解決策に、将来的に売却の可能性があるのか、それとも基本的に一生涯にわたって住むつもりなのかをはっきりさせておくやり方があります。
これがどうして重要なのか、注文住宅作りに影響するのかと言えば、後者であれば自分たちの理想や希望を、予算が許す範囲内で全くの自由に取り入れて誰も文句を言いませんしそれでよいのですが、前者であれば少しは立ち止まって考えることが適切だからです。
もし将来的に売る場合、一般論で言えば、同じような地域で同じような広さや間取りの二軒の家があったとして、注文住宅のほうが建売住宅よりも安い価格でしか売れないことが多くなります。
この文章は逆の間違いではないかと目を疑う人が多いかもしれませんがそうではありません。
建売のほうが高値で売れるケースが多く、これは要するにオーナーの個人的な趣味や嗜好が入っていない建売住宅のほうが一般受けし、それだけ需要が高いからなのです。