家にこだわりがない人は注文住宅にする必要はない

家にこだわりがない人は注文住宅にする必要はない

ある意味で当たり前のことですが、家にとくにこだわりがない人は注文住宅にする必要はありません。してはいけないわけでは当然ありませんが、それはお金の無駄です。注文住宅はオーナーが間取りとかデザイン、設備や装備などについて注文を出せる住宅のことですが、中にはそんなことに特に意見など持たない人もいておかしくありません。適当にやっておいてくれという人もいるわけで、そういう人が注文住宅を建てるのはもしかすると苦痛に感じるかもしれませんし、苦痛を感じた上にさらに一般の住宅と比較して価格も高いとなると、何をやっているのか分かりません。そのようなことにお金を使うのではなくて、家はごくありきたりのものとし、自分がお金をかけたいと思う別のものに興味関心を持ったほうがよほど充実した人生となるでしょう。ここで、別のものとは人によりますが例えばクルマであるとか旅行、スポーツその他の趣味などになってくることが多いはずです。

注文住宅の土地選びで大事なポイントとは？

設計の自由度が高い注文住宅では、土地までこだわる施主さんも少なくありません。ただし見た目や価格だけで場当たり的に決めてしまうと、結果的に後悔することにも。そうなる前に、注文住宅の土地選びで大事なポイントを抑えておくことが肝心です。まずはその土地が自分たちの家づくりにふさわしい、法的な基準を満たしているかということです。用途地域や容積率あるいは建ぺい率や地区計画など、土地に関する様々な法規制をクリアしなければ、そこに理想の住まいを建てることはできません。また地盤の性質や災害の危険度もチェックしましょう。地盤の性質が脆いと、地震の揺れや液状化現象などのリスクが高まりますし、河川や海岸に近い、あるいは背後に裏山にあるといった環境下でも、災害に遭遇する確率も増します。ハザードマップや過去の災害の有無について、事前にしっかり確認しましょう。もう1つ大事なポイントは、周辺の生活環境です。通勤通学に欠かせない駅やバス停との距離、保育園をはじめ学校や図書館等の教育文化施設、さらに日々のお買い物に不可欠な商業施設など、自分たちの生活パターンを踏まえてチェックすることが求められます。